この記事では、静脈麻酔で強烈な副作用に苦しんだ体験と、注意するべきだったと後悔している点をまとめています。
不妊治療での体外受精の採卵で静脈麻酔を使用し、想像を絶する辛さを経験しました。
個人差や体調によるところが大きく、あくまで一例ですが、経験したことをそのまま記録します。
静脈麻酔導入~目が覚めるまで
採卵当日。
術衣に着替え、点滴をしてストレッチャーのまま処置室へ移動しました。
空胞だったり取りにくかったりしないといいなぁ‥
そう思った記憶を最後に、次に目が覚めたのはいつもの待機場所。
採卵が終わって5分ほどで目覚めたようでした。
たまたま看護師さんが入ってきて、すでに起きている私に少し驚いた様子で「もっと寝ていた方がいいですよ」と言いました。
ですが、採卵が終わった興奮もあり、眠気が一切なく特に寝ようと努力もしませんでした。
静脈麻酔後2時間の行動と後悔
二時間の待機時間中、看護師さんから水を飲むか聞かれました。
喉が乾かないうえ、目が覚めてからだけで1Lの点滴が入っていたので特に飲水はしませんでした。
排尿はほぼなかったものの、少量出たことで排尿確認OKとなり終了。
「ゆっくり歩いてください」の声かけも深く気にせず、採卵が終わった喜びから普通に歩いていました。
麻酔覚醒後の後悔ポイント
- 飲水をしなかった
- ゆっくり眠ろうとしなかった
- ゆっくり歩かなかった
静脈麻酔覚醒から2時間半、突然の眩暈と吐き気
お会計に呼ばれ、立ち上がって薬の説明を聞いていると突然頭がグラグラしてきました。
なにこれ‥強めの立ちくらみかな
まぁすぐ落ち着くはず
なんとか説明を聞き続けていましたが、今度は大量の冷や汗と吐き気が。
座って前かがみにならないといられな強いめまい。
そのまま車椅子でさっきまでいた待機場所に戻り、横にならせてもらいました。
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麻酔の副作用が出やすい人
診察した医師から、麻酔の副作用なので水分をしっかり摂ってゆっくりするよう伝えられました。
後から調べたところ、麻酔の副作用が出やすい人がいるのだそう。
- 非喫煙者
- 若い女性
- 乗り物酔いしやすい人
全部当てはまる‥!
採卵のことで頭がいっぱいで、静脈麻酔の副作用の心配など全くせず対策していなかったことを後悔しました。
全く軽快しない静脈麻酔の副作用
その後はどんどん状況が悪化して地獄のような時間でした。
その後5時間の状況
- 水分を摂ろうとしても飲んだら飲んだだけ(というかそれ以上に)突発的な吐き気で吐く
- 少量ずつ飲んでもやはりそれ以上に吐く
- 何度か短時間の睡眠をとり、軽快した気がして少し歩いてみるとまた眩暈と吐き気
5時間経過し、頑張ればタクシーには乗れそうな状況となり無理やり帰宅。
と言っても帰りのタクシーでの20分程度の移動がものすごく辛くて、自宅到着と同時にまた嘔吐しました。
帰宅後も頭を少しでも動かすと眩暈と吐き気に襲われるので、とにかくゆっくりいそいそと歩いていました。
翌日以降も続いた静脈麻酔の副作用
その日はかなり軽めの夕食をとり、水分をしっかり摂って、夜もしっかりと睡眠をとりました。
翌朝には少し軽快したように感じたものの、普通に歩くと眩暈と吐き気が再燃。
翌日も三食少量のお粥を食べられただけで、ほとんど一日中横になって過ごしました。
結局、完全に普通に行動できるようになったのは静脈麻酔使用から3日後でした。
まとめ
静脈麻酔で強烈な副作用に苦しんだ体験と、注意するべきだったと後悔している点についてまとめました。
仕事の調整や家族の協力も必要になるほど苦しい日々となりました。
個人差や体調の差が大きくあくまで一例ですが、これから治療や検査を控えている方の参考になったら嬉しいです。
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