- エリクシール ルフレは、先の4本と何が違うのか
- スキンバランス処方は、どんな考え方の処方なのか
- エタノール入りは本当か。5本の中でどれを選ぶべきか
これまで、トゥヴェール バランシングGAローション、KISOCARE キソ GGローション No.060、NIKIPITA 薬用GGバランシングローション、CHRONO UN DEUX AZAクリスタルローションを見てきました。
最後に取り上げるのが、資生堂のエリクシール ルフレ バランシング ウォーター I さらさらタイプです。
ドラッグストアで買いやすい価格で、グリシルグリシンを軸に、皮脂と水分のバランスに着目した処方です。
2017年発売のロングセラーでもあります。

ここまでの4本が成分スペック重視なら、これは毎日続けやすいバランス重視。混合肌にはかなり選びやすい1本だよ。
今回は、スキンバランス処方とグリシルグリシン、リピジュアの組み合わせを軸にレビューします。
先の4本とどう違うのか、5本の中でどう選ぶのか。その判断基準まで、短く分かりやすく整理します。
- アイテム概要とコスパ感
- テクスチャーと使用感。コットン使いのコツ
- 処方解析。スキンバランス処方、リピジュア、エタノールの見方
- 口コミの良い点と悪い点の整理
- 5商品の比較と選び方
アイテム概要
| アイテム基本情報 | |
|---|---|
| ブランド | エリクシール ルフレ(株式会社資生堂) |
| 商品名 | バランシング ウォーター I(さらさらタイプ) |
| 区分 | 化粧品 |
| 容量・価格 | 168mL・2,750円(税込)※150mL・2,420円/つめかえ用あり |
| 主力成分 | グリシルグリシン、ポリクオタニウム-51、水溶性コラーゲン、ローズマリー葉エキス |
| 発売日 | 2017年7月21日 |
| 特記 | スキンバランス処方/GG配合率は非公表/コットンパッティング推奨/Iはさらさら、IIはとろとろ |
168mLで2,750円で1mLあたりは約16.4円と先の4本の中では最も割安。
150mLサイズとつめかえ用があるのも強みです[資生堂公式オンラインストア][@cosme]。



派手な処方ではないけど、毎日続けやすい価格と入手性はかなり大きいよ。
テクスチャー・使用感レビュー


手にとったときの質感
- 質感:さらさら系。とろみはほぼなし
- 肌なじみ:軽い。ベタつきが残りにくい
- 清涼感:エタノール配合らしい、ひんやり感あり
- 香り:フレッシュブーケの香り。無香料ではない
口コミでも、夏に使いやすい、テカリが気になりにくい、混合肌に合いやすいという声が多めです。
一方で、さっぱり系はピリつきやすいという声もあります。
ひんやりさらさらの理由
- 皮脂と水分のバランスの乱れに着目した設計
- 表面はさっぱり
- でも乾かしすぎない
その方向を目指したのがスキンバランス処方です[資生堂プレスリリース]。
- コットンが透けるくらいたっぷり取る
- 顔の中心から外側へ、ゆっくりなじませる
- 毛穴が気になる部分は、ひんやりするまで軽くパッティング



コットン使いが前提の設計。こすらず、やさしくなじませるのがコツだよ。
配合成分の解析


- 水、DPG、エタノール、グリセリン:基剤、保湿、清涼感
- PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル、PEG/PPG-17/4ジメチルエーテル、PEG-60水添ヒマシ油:溶解となじみ補助
- エリスリトール:保湿
- グリシルグリシン:毛穴まわりとキメの整肌
- ポリクオタニウム-51:うるおい保持
- リシンHCl、PCA-Na:NMF系の保湿
- オウゴン根エキス、モモ種子エキス、ユキノシタエキス、チャエキス:整肌
- 水溶性コラーゲン:うるおいサポート
- ローズマリー葉エキス:引き締めサポート
- BG、水添ポリデセン、イソステアリルアルコール、イソステアリン酸、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2:基剤、エモリエント
- クエン酸Na、EDTA-2Na、ココイルグルタミン酸K、クエン酸、ピロ亜硫酸Na、トコフェロール:pH調整、酸化防止など
- メチルパラベン、フェノキシエタノール:防腐
- 香料:フレッシュブーケの香り
※全成分は資生堂公式オンラインストアの表示に基づきます。最新の表示は商品パッケージをご確認ください。
注目はグリシルグリシンです。
配合率は非公表ですが、成分表では比較的前の方に入っています。



リピジュア、水溶性コラーゲン、ローズマリー葉エキスを組み合わせているのがこの製品の基本設計!
グリシルグリシン配合と安定性
グリシルグリシンは、水に無限に溶ける成分ではないので、高濃度にすればそれだけ良いとも限りません。



大事なのは安定して溶かしているかどうか!
その点で、この製品は数値を前に出す設計ではなく、安定した日常使いを重視した印象です。
- DPG、グリセリン、BGなどの保湿基剤を複数使用
- PEG/PPG系でなじみや可溶化を補強
- クエン酸、クエン酸NaでpHを調整
- 長期販売実績があり、品質管理面の安心感がある



濃度非公表でも弱いとは限らないよ。毎日使いで安定しているかを見るのも大事な視点。
すり鉢状毛穴への考え方
毛穴の目立ちは、毛穴まわりの角化の乱れとも関係します。
この製品は、強い角質ケアで攻めるタイプではなく、皮脂と水分のバランスを整えながら、毛穴まわりの見え方を穏やかに整えるタイプです。
- グリシルグリシン:キメを整え、毛穴まわりをなめらかに見せる方向
- スキンバランス処方:テカリと乾燥の両方を見ながら整える
- ポリクオタニウム-51:うるおい保持を支える
- ローズマリー葉エキスとパッティング:引き締め感を後押し



成分を積み上げて攻めるというより、毎日の肌バランスを整える路線。混合肌とは相性がいいね。
3-3. 併用成分の役割
- ポリクオタニウム-51:うるおいを保ちやすくする
- 水溶性コラーゲン:保湿感を補う
- エリスリトール:軽い保湿を担当
- ローズマリー葉エキス:引き締め感をサポート
- 植物エキス群:肌をすこやかに保つ補助役
この処方は1つの成分で一気に変えるタイプではなく、皮脂、うるおい、キメ、引き締め感を少しずつ支える構成です。



強い角質ケアを期待すると物足りなさは出やすいけど、毎日使いに向くよ!
低刺激性・安全性チェック
- エタノール配合。さっぱり感の軸
- メチルパラベン、フェノキシエタノール配合
- 香料配合。無香料ではない
- 大手メーカーらしい品質管理の安心感がある
先の4本は、エタノールフリーや無香料寄りのものが中心でした。
それに対して、これはメジャー処方で、さっぱり感、防腐の安定性、使いやすさを優先した構成です。
そのぶん、超敏感肌やアルコールが苦手な人には不向き。
最初は頻度を落として様子を見るのが安心です。



無添加寄りではないけど、そのぶん使用感は分かりやすいよ。肌質との相性がいちばん大事。
口コミ検証


良い口コミ
- 皮脂が気になりにくい:さっぱり感と整肌感が出やすい
- 毛穴が目立ちにくい:キメと引き締め感の変化を感じやすい
- 乾燥しすぎない:軽いのに保湿成分は入っている
- 夏に使いやすい:ひんやり感と軽さが季節に合いやすい
悪い口コミ
- ピリピリする:エタノールや香料が合わない可能性
- 保湿が足りない:乳液やクリームで補う前提
- 香りが気になる:無香料派には向かない
- 変化が分かりにくい:穏やかなバランス型なので即効性重視には不向き



合わない理由は、成分の強さより使用感との相性で出やすいタイプ。秋冬より春夏向きだね。
どんな毛穴悩み・肌質におすすめか


- テカリと乾燥が混在する混合肌
- 開き毛穴とキメの乱れが気になる人
- コットンでさっぱり使いたい人
- ドラッグストアで手軽に続けたい人
- 超敏感肌
- アルコールでピリつきやすい肌
- 香料やパラベンを避けたい人
- 強めの角質ケアを求める人



初めての毛穴ケア化粧水にも向いているよ。逆に、無添加寄りが絶対条件なら別の4本の方が合いやすいね。
毛穴効果を引き出す使い方・順番
コットンにたっぷり含ませます。
顔の中心から外側へやさしくなじませます。



こすらないことが大事。コットンを滑らせるより、置いてなじませる感覚で。
小鼻や頬など、気になる部分を中心に軽くパッティングします。
ひんやり感が目安です。



強く叩かなくて大丈夫。軽く、短くで十分だよ。
仕上げに乳液やクリームを重ねます。
乾燥しやすい季節は保湿を厚めにします。
春夏はI、秋冬はIIという使い分けも相性が良いです。



さっぱり化粧水ほど、最後の保湿で差が出るよ。
併用時の注意
- 他のエタノール入り化粧水や収れん化粧水との重ね使いは刺激が重なりやすい
- レチノールや高濃度ピーリングと同じ日に使うなら、肌の様子を見て調整する
- ビタミンC美容液やセラミド系との併用はしやすいが、重ねすぎるとベタつきが戻ることもある
メリット・デメリットまとめ&5商品比較
| メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|
| 資生堂の研究と品質管理を背景にした安定処方 | エタノール、香料、メチルパラベン配合 |
| 1mL約16.4円で5本中最安クラス。つめかえ用あり | GG配合率は非公表 |
| テカリと乾燥の混合肌に合わせやすい | 保湿の仕上げは別で必要 |
| コットンパッティングで引き締め感を得やすい | アルコール感受性が高い肌には不向き |
| IとIIで季節に合わせて選べる | 強めの角質ケアではない |
GG系ローション5商品を同じ軸で比較
| 比較軸 | トゥヴェール GAローション | KISO GGローション | NIKIPITA 薬用GGローション | クロノアンドゥ AZAクリスタル | エリクシール ルフレ バランシングウォーターI |
|---|---|---|---|---|---|
| 区分 | 化粧品 | 化粧品 | 医薬部外品 | 化粧品(皮膚科発) | 化粧品(資生堂) |
| GG濃度 | 6%公表 | 6%公表 | 6%公表 | 非公表 | 非公表 |
| 有効成分 | なし | なし | グリチルリチン酸ジカリウム | なし | なし |
| 主な併用成分 | アゼライン酸誘導体・グリチルリチン酸2K | アゼライン酸W・ナイアシンアミド・新型VC・アミノ酸14種 | レチノール・VC・セラミド・CICA | アゼライン酸誘導体・ナイアシンアミド・マンデル酸・VC誘導体2種・エクオール | リピジュア・水溶性コラーゲン・ローズマリー葉エキス |
| 容量・価格 | 100mL・2,100円 | 120mL・2,468円 | 120mL・3,300円 | 120mL・3,520円 | 168mL・2,750円 |
| 1mL単価 | 約21円 | 約20.6円 | 約27.5円 | 約29.3円 | 約16.4円 |
| 使用感 | さっぱり系 | さっぱり×保湿 | サラサラ×高保湿 | 水のように軽い | さらさら×ひんやり |
| 狙い目の毛穴タイプ | 開き毛穴×テカリ | 複合毛穴悩みの総合ケア | 開き×たるみ×肌荒れ | 開き×ザラつき×黒ずみ | テカリ×乾燥の混合肌・毛穴×キメ |
5本ともグリシルグリシン入りですが、主役の立て方が違います。
それでも悩んだら
- 脂性肌の開き毛穴とテカリならトゥヴェール
- 複合悩みを1本で広く見たいならKISO
- たるみや肌荒れまで見たいならNIKIPITA
- ザラつきと黒ずみ、ベタつき回避を重視するならクロノアンドゥ
- テカリと乾燥の両方が気になる混合肌で、毎日続けやすさも重視するならエリクシール ルフレ



エリクシール ルフレは、スペック一点突破ではなく土台を整えるタイプ。迷ったときの入り口として優秀だよ。
まとめ


エリクシール ルフレ バランシング ウォーター I は、混合肌の毎日に寄り添いやすい1本です。
グリシルグリシンでキメを整える。
スキンバランス処方で、テカリと乾燥の両方を見る。
そこに、軽い使用感と買いやすさが加わります。



毛穴ケアを始めたいけれど、刺激が強すぎるものや高機能すぎるものは少し不安。そんな人には、かなり入りやすい選択肢です。
まずはこの1本で肌の反応を見る。
そのうえで、もっと攻めたい方向に合わせて他の4本へ広げる。
その順番なら選びやすいです。
- 洗顔後、コットンにたっぷり取って顔全体へ
- 毛穴が気になる部分は軽くパッティング
- 乳液やクリームで保湿を重ねる
- 春夏はI、乾燥期はIIも検討
- ピリつくときは頻度を下げるか休止する



5本の中では、毎日続けやすさがいちばんの魅力。混合肌で迷っているなら有力候補だね。
※本記事で使用する毛穴を目立ちにくくする、キメを整える、肌をひきしめる、皮脂のバランスを整える等の表現は、化粧品の表示できる効能範囲に則ったものです。毛穴そのものが物理的に消失、縮小するものではありません。効果には個人差があり、肌に合わない場合は直ちに使用を中止し、皮膚科専門医にご相談ください。
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