この記事では、実例を元にして妊活を始めた時のクリニック選びの経緯と後悔についてまとめています。
私は初めに安易な病院選びをし、治療が遅れ遅れになってしまったことをずっと後悔しています。その詳細をまとめました。
この記事でわかること
- 不妊治療の病院選びで後悔しないために注意すること
- 婦人科と不妊治療クリニックでの治療の進め方の違いの実例
- 婦人科医師と不妊治療クリニック医師の考え方の違いの実例
婦人科or不妊治療クリニック?慎重にするべきだった病院選び
「まずは病院に行けばいい」という軽い考えから、さらっとネットで調べた情報と友人の経験を元に婦人科を受診しました。
当時の妊活の状況
- 32歳になったばかり
- 婦人科受診経験なし
- 自己流タイミング法で半年経過
(身体の変化からタイミングは合ってる自信あり)
医師によって考え方が異なり、この状況で婦人科を推奨するのは、実は少数派だと後から気づきました。
例えば、有名妊活雑誌では年代ごとに以下のように推奨しています。
- 20代の人はまず一般産婦人科(ただし妊娠を急ぐ人は不妊治療専門クリニックへ)
- 30代前半の人は初めから不妊治療クリニックへ
- 30代後半の人は妊活開始と同時に不妊治療クリニックへ
私の状況では不妊治療クリニックを推奨されることが多い中で、無知により婦人科を選択してしまったのです。
私が選んだ所は特にのんびり進める方針でした。
もちろん結果論として、婦人科で無事に妊娠できればその選択で正解でしょう。
ですが、どう進んでいくか先が全く見えないのが不妊治療。
- 同じ治療で回数を重ねる意義は?
- 婦人科ではしない細かい検査に異常があったら?
- 長期化した場合、高度不妊治療する頃の年齢は?
- 長期化したうえに二人目三人目の希望があったら?
初めの選択を失敗した身ですが、一応私なりに長期化する可能性も考えて病院選びは真剣にしたつもりでした。
- 仕事をしながら通院できる開院時間
- 職場からも自宅からも通いやすい立地
- 通院が精神的に苦痛でない雰囲気
実際はこんな物理的な条件よりも、年齢を考慮して妊娠に直接関わる部分を重視するべきでした。
不妊治療の病院選びで後悔しないために
- 年齢と長期化した場合を含めた家族計画を考え、直接妊娠に関係ある条件で病院選びをするべき!
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婦人科医と不妊治療クリニック医師の考え方・方針の違いの実例
実際に、同じ条件のもとでも婦人科医と不妊治療クリニックの医師とで、考え方・方針は大きく違いました。
※あくまで私が経験した一例です。
この状況に対するそれぞれの医師の考えが以下でした。
妊娠に焦っていた私は夫の反対を押し切り、この時点で婦人科から不妊治療クリニックに転院しました。
もし、そのまま婦人科での治療を続けていたら、タイミング法と人工授精にあと1年費やすことになります。
年齢で結果が変わると言われる30代の不妊治療で、その1年は超貴重ですよね。
タイミング法を続けようとする婦人科の先生に対し、不安であることを伝えるとこう言われました。
僕は体外受精のあとすぐに自然妊娠した人たちをたくさん見てきたんだ。
自然妊娠できる人たちが人工的な方法に頼っているパターンがたくさんあるっていうこと。
だから自然で可能性があるところまでは一緒に頑張っていこう。
それぞれの先生の意見に根拠があり、誰が正解というのはありません。
ですが、選択する病院によって方針がこんなにも変わるものなのだと痛感し、病院選びの大切さを学びました。
この婦人科の先生はすごく評判が良く、話も良く聞いてくれ、私も通院中はその穏やかさに何度も励まされ勇気をもらいました。
でも、私が欲しかったのは安心感ではなく結果!
心穏やかに妊活を進めたい人には最高の先生だと思いますが、できる限り早い結果を求めていた私には合いませんでした。
婦人科or不妊治療クリニック
- 医師によって考え方も方針も大きく異なる
- 病院選びの時点・分からなければ初診の時点で自分の方針と合っているかを確認するべき
まとめ
妊活開始時のクリニック選びの経緯と後悔についてまとめました。
年齢や家族計画を踏まえ、治療への希望方針に近い方針のクリニックを選択し、夫婦の希望の形に合った進め方をしていきましょう。
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