この記事では、妊活時に内服していたビタミンDの摂取量の調整状況や、実際の血中ビタミンD値の濃度の変化についてまとめています。
妊活に重要とされるビタミンDについて、実体験をお伝えします。
- この記録はあくまで一個人の経験の一つです。全ての人に同じ結果が出るものではありません。
- 情報は担当医やインターネットから一個人が集めたものです。
血中ビタミンD濃度の調べ方
血中ビタミンD濃度は採血で調べることができます。
採血がある時に、ビタミンDを追加できるか医師に相談するとスムーズです。
ちなみに全くビタミンD補充をしていなかった私の血中ビタミンD濃度は7.76ng/ml。
(基準値や理想値は次項目参照)
食事内容にかなり気を配り、最低限の日光浴をしているつもりでしたが超低値でした。
「私は大丈夫」と思わず、一度身体の傾向を見る意味でも確認しておくことをお勧めします。
ビタミンDの効能と妊娠との関係
- カルシウムの吸収を助ける栄養素
- 魚やきのこ・乳製品に多く含まれる
- 脂溶性
- 紫外線に当たることでも生成される
ビタミンDと妊娠の関係
- 着床に重要な栄養素
- 基準値は10~50ng/mlだが、妊娠を希望する女性の理想値は30ng/ml以上
- 卵子のビタミンD含有量が1ng/ml上昇するごとに妊娠率が6%上昇するという研究報告もある
- 血中ビタミンD濃度とAMH値に相関関係があるとする研究報告もある
日本でもここ数年で注目されるようになりました。
基本検査にビタミンDチェックを取り入れている不妊治療クリニックもあります。
ビタミンD内服量の調整状況と理想値になるまでに要した期間
ビタミンDは脂溶性ビタミンのため、サプリを摂り始めてもすぐには上昇しません。
一方で、妊娠初期の過剰摂取による赤ちゃんの心疾患のリスク上昇や、脂溶性なので一気に増量することへの不安から慎重に増量していきました。
内服量は採血でビタミンD値の変化を見ながら調整していきました。
血中ビタミン値が7.76ng/mlから開始した私の場合、理想値の30ng/mlを超えるのに11か月かかりました。
私のビタミンDサプリ内服量の時系列
=7000IU/week
=20000IU/week
=22000IU/week
=30000IU/week
=38000IU/week
最終的には飲み始めの5倍以上の量を摂っていました。
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使用したビタミンDサプリ
ビタミンDサプリについて調べると、ビタミンD2とD3がありその違いに悩みました。
D2とD3の違いは由来の原材料の違いで、どちらも体内でビタミンDとして同じように働くということで、コスパや形態から選びました。
初めは品質への安心からネイチャーメイドを使用。
その後の採血で、私の場合1000IUの錠剤では全く足りないと分かりました。
医師の勧めもあり、2000IUと5000IUを併用していきました。
脂溶性ビタミンなので少しでも吸収率が高まるように、一日の中で一番食事量・脂肪量が多そうなタイミングで摂取していました!
日本人はビタミンD不足の人が多い傾向にあるそうです。
自分でも驚くほどの量を長期間内服してやっと理想値になったので、大切な治療を考えている人には特に早めに気にかけてもらいたいです。
まとめ
妊活時に内服していたビタミンDの摂取量の調整状況や、実際の血中ビタミンD値の濃度の変化についてまとめました。
特性や効能を理解して上手に活用していきましょう。
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