この記事では、妊活のために励んでいた温活がいつの間にか過度になり、逆効果になっていた可能性について記録しています。
その経験から得た温活への下記の意識の変化について、鍼灸師さんの情報を踏まえ説明していきます。
- 「温める」よりも「冷やさない」を意識する
- 温める場合には局所的に温めるのではなく、全身の血流が良くなるよう適度に温める
※あくまで一個人の経験から得た情報です。
妊活前から習慣化していた温活
もともと極度の冷え性だったことと美容を意識していたことから温活は習慣化していました。
妊活開始前にしていた温活
- 起床時は白湯を飲み、日中のドリンクは常温又は温かいもの
- 身体を冷やさない服装、冬は冷え取り靴下の重ね履き
- 適度な運動
- 毎日湯船につかる
- 生姜や根菜等身体を温める食品を意識して摂取
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うまくいかない妊活への焦りからさらなる温活を取り入れる
温活が習慣になっていた私にとって「温活をしている」という意識はなくなっていました。
そこになかなかうまくいかない妊活が加わり、妊活=温活と考えた私はさらなる温活を取り入れました。
さらに追加した温活
- 夏でもお腹やお尻に湯たんぽ
- 寒くなくてもお尻まで包む腹巻きを常に着用
- 足を温めるバンドを常に着用
- 飲み物は常にホット
- 冷えを感じなくてももこもこソックスを着用
妊活で身体を温めることが大事なのは全身の血流を良くすることがポイントだそう。
すると身体には著名な変化が。
- 36℃台前半だった基礎体温も常に36℃台後半をキープ
- 生理痛が軽くなった
- 足が浮腫みづらくなった
身体にすごくいい兆候が出てる!妊活もうまくいくかも!
身体の変化に喜んでいたものの、実はそれが妊活に悪影響となる可能性があることを後から知ったのです。
過度な温活によって身体に熱がこもり更年期の状態になっていた
身体の変化を感じても相変わらず妊活はうまくいかず、鍼治療に通ってみることに。
初診で脈や舌の状態を見て即指摘されました。
過度に身体を温めてない?
意識的に温活しています。
始めてからすごく調子がいいんです。
この時点ではまだ温活がいいことだけだと思い込んでいたため、そう答えると過度な温活について説明されました。
妊活と過度な温活
- 妊活には身体を温めることも、不要な身体の熱を取り除くこともどちらも大切
- 過度な温めは逆効果で、今の身体の状態は更年期のようなもの
- 出産適齢女性に低温期と高温期があるのは、質の良い卵を作れるよう卵胞期に体温を下げるため
- 体温が上がると月経関連の不調が感じにくくなるが、それは感じづらくなっただけで問題が改善しているわけではない
- この鍼治療店では低温期が36.5℃を越えないことを目標に施術している
この本でも、高体温と卵子の関係について茹で卵を例にし、陽・陰の観点から詳しく説明しています。
まとめ
東洋医学と西洋医学での考え方の違いもあれば、同じ医学界にいても先生によって考え方は異なります。
実際に私の不妊治療の担当医も「ホルモン値に問題ないから大丈夫、基礎体温は気にしなくて良い」という回答でした。
それでも、身体にとって余計なことを取り除くのも一つの大切な手段だと思っています。
この経験で学んだ温活で意識したいこと
- 「温める」よりも「冷やさない」を意識する
- 温める場合には局所的に温めるのではなく、全身の血流が良くなるよう適度に温める
今回の経験を一つの情報として、過度にならない自分に合った温活に繋げてもらえたら嬉しいです。
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