当サイトにはプロモーションが含まれています。

妊娠判定は毎回かするのみ‥着床不全について調べてみた│ベビ待ちブログ

この記事では、着床に関係する因子や検査について体験談をもとにまとめています。

筆者の状況
  • 3回の人工授精をしたが、毎回HCG値は1ケタ台で妊娠には至らず
  • 個人的に気になってお願いした自己タイミングでのHCG値も1ケタ台

人工授精2回目が終わった頃から個人的に着床の問題を疑い、それについてタイ・バンコクの不妊治療クリニックで担当医にたくさん質問したり自分で調べたりしました。

また、自ら検査をしてもらったものもあり、その体験談やそこでついた着床に関する知識をまとめました。

注:素人の経験や調べた内容を素人なりにまとめたものです!!

目次

着床に影響する因子

妊娠が成立するかどうかで重要なのは、基本的には卵子がいかに元気かどうか。

若い女性の元気な卵子を使えば、閉経後の女性であっても薬で生理を起こせば妊娠可能とまで言われているとか。

着床に至らない原因は一般的に卵子の問題80-90%、子宮の問題10-20%

先生はきっと卵子の問題だって言うけど、10-20%で子宮の問題って結構確率高くない?

私が調べた中で一番高い確率を示していた先生では、卵子の問題60%、子宮の問題40%としていました。

確定的な確率は出せないにしても、子宮が原因の可能性が限りなくゼロに近いわけではない中で治療を進めていくことに不安を感じていました。

着床できない子宮環境の可能性を持ちながら治療を進めていいのか不安です。

担当医の回答
  • 確実に卵の質が原因なのかは採卵して染色体検査をしないと分からない
  • 着床不全の検査はグレードが高いと分かっている卵を2回移植、それでも着床しないときにするから今は考えなくていい
    (タイでは基本的に着床前診断をするため2回移植で着床不全を疑うそう)

また、医師によっては着床不全の検査に関して、医学的根拠も統計もはっきりしない気休め的検査とも言われているそう。

そのため、医療的にはこの段階で気にしすぎることではない、ということは理解しつつ続けます。

関連記事:葉酸も鉄も米国基準のオーガニック葉酸サプリ
>>やさしい葉酸を選んだ理由

着床に関する検査

着床に関連する検査は、免疫系を除くと大きく4つの検査が挙がりました。

  1. 子宮内膜炎
  2. 子宮内細菌叢
  3. 銅・亜鉛比率
  4. エンドトキシン

子宮内膜炎

子宮内膜炎とは

  • 子宮内に細菌が入り込み子宮内膜に炎症が起こっている状態
  • 急性と慢性がある
  • 急性は毎月の月経で子宮内膜がはがれることによって治癒する可能性がある
  • 慢性は基底層まで感染が及んでいるため、月経ではがれることはなく自然治癒は難しい
  • 多くが無症状で発見されにくく、不妊症の2~4割に発生していると言われている

子宮内膜炎の検査の方法は3つ。

  1. 子宮鏡検査での視診
  2. ALICE
  3. BCE

この3つの検査の違いが難しくて‥下記は素人なりにたくさん調べて理解した私なりの解釈です。

子宮鏡検査
  • 赤みやポリープの有無から慢性子宮内膜症の疑いを判断する→子宮内膜炎の確定診断はできない
  • 視診することで他の子宮の因子を一緒に確認できる
ALICE
  • 子宮内の細菌叢を分析する
  • 細菌がいても慢性子宮内膜炎でない人、逆に細菌がいなくても慢性子宮内膜症の人もいる→子宮内膜炎の確定診断はできない
BCE
  • CD138細胞の有無から子宮内膜炎症の有無をはっきりさせる→子宮内膜炎の診断ができる
  • 原因菌は特定できない(細菌性・非細菌性・どの細菌か等)

状況に応じて使い分けるものであり、どれが良い・悪いというものではありません。

子宮内細菌叢

子宮内細菌叢とは

  • 子宮内の細菌叢のバランスが崩れると胚を移植しても着床しづらいと言われている
  • 検査はEMMA

この検査の結果によっては、胚の移植前に抗生剤や乳酸菌製剤を内服することも。

銅・亜鉛比率

銅・亜鉛比率とは

  • 銅には着床を阻害する能力がある(子宮内避妊具に銅を使うものもあるほど)
  • 銅と亜鉛は拮抗関係にあり、着床をするための理想は銅より亜鉛が少し多い状態
    (ただし、調べた限りではこの状態を目指すのは難しく、銅/亜鉛<1.6を目指すクリニックが多い)
  • 検査は採血

ちなみに、念のため測ってみたところ私の銅・亜鉛比率は1.9でした。

1.6未満という基準値はあくまで胚移植をする場合。

それでも銅が着床を阻害するという事実。

また、これからするかもしれない体外受精の準備のためにも、担当医と相談して亜鉛サプリ内服を開始しました。

関係ないのかもしれないし、医学的に不要とは分かっているものの、銅・亜鉛比率をしっかり確認してから人工授精したかったなって気持ちがあります。

エンドトキシンン

エンドトキシンとは

  • 子宮内操作や免疫力の低下で子宮内に存在してしまうことがある
  • 子宮内エンドトキシン濃度と胚移植の成績の間には有意な関係性があるとも言われている
  • 検査は子宮内エンドトキシン検査

まとめ

着床に関係する因子や検査について体験談をもとにまとめました。

あくまで個人の経験や調べた内容に基づくものですが、同じ悩みを抱える方の参考になったら嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次