この記事では、体外受精の採卵前に不妊治療クリニックで勧められたサプリメントとそれぞれの効果についてまとめています。
- 年齢や治療歴を考えて個人として勧められたものです
- 不妊治療クリニックの担当医から聞いた話を素人なりにまとめた記録です
妊活にサプリメントは必要なの?
赤ちゃんの先天性異常のリスクを下げるために妊娠前からしっかり摂っておきたいと言われるのが葉酸。
それ以外にも、採卵に向けて少しでも卵子の質を高めるためとサプリメントの摂取を勧められました。
年齢や治療経過によっては、タイミング法・人工授精の時からサプリを推奨されることも。
妊活とサプリメント
- 卵子は3か月かけて成長すると言われている
- そのため、採卵前は2か月かけて卵子を育てるという考えが一般的だそう
個人的には3か月飲みたかったから、先生に相談して採卵周期の2か月前から内服開始しました。
私は比較的サプリメントに抵抗があるタイプでしたが、サプリも摂ることにしました。
- 妊活における卵子の質の向上の重要性
- 年齢による質の低下
- それを補うサプリメントの効果
色々調べた結果、これらに納得してしっかり摂取することにしたのです。
体外受精の採卵前に勧められたサプリメント
採卵前に摂るよう勧められたサプリメントは以下の4種類でした。
- 葉酸
- ビタミンC
- コエンザイムQ10
- ビタミンE
ビタミンDも卵子の質に関わるとされますが、不足が分かっていたのでそれ以前から摂取していました。
関連記事:ビタミンDの実際の摂取量と理想値になるまでの経過
>>妊活中のビタミンD摂取量はどのくらい?
葉酸
妊活を意識する人が摂取を考えているであろう葉酸。
妊活における葉酸の特徴
- 赤ちゃんの先天性異常のリスクを下げる妊娠初期から必要な栄養素
- ビタミンB群の一種で細胞分裂を助けるため卵子の成長に欠かせない
- しっかり受精卵が分裂して着床するためにも必要
関連記事:葉酸も鉄も米国基準のオーガニック葉酸サプリ
>>やさしい葉酸を選んだ理由
ビタミンC
抗酸化作用で活性酸素を除去して、美容に良い効果をもたらすイメージのあるビタミンC。
妊活におけるビタミンCの特徴
- 毛細血管の機能改善効果がある
- 血流アップという点からも卵子の発育に関わってくる
- 相乗効果でビタミンEの効能を上げる
- 血行促進作用による子宮内膜への効果があり胚移植前にも推奨される
日本の食事摂取基準だとビタミンCの1日摂取量は100mgが推奨。
100mgなら確実に食事から摂れてるしいらないかなぁと思ったけれど‥
しっかり卵子を育てるという点で先生に勧められ、サプリも追加しました。
コエンザイムQ10
コエンザイムQ10も美容効果のあるイメージの成分。
妊活におけるコエンザイムQ10の特徴
- 元々人の身体にあって同じく抗酸化作用があるものの、30代になると不足して卵子や精子の酸化につながる
- 細胞内のミトコンドリアを活性化するのにもコエンザイムQ10が関わっている
- 男性不妊の場合は男性に勧めることもある
脂溶性なので食事と一緒に摂っていました。
ビタミンE
アンチエイジング効果のイメージのあるビタミンEも妊活において重要な役割を果たします。
妊活におけるビタミンEの特徴
- ビタミンCやコエンザイムQ10と一緒にとることでお互いの効果がさらに上がる
- ホルモンバランスを整えたり、自律神経を整える効果もある
- 血行促進作用による子宮内膜への効果があり胚移植前にも推奨される
まとめ
体外受精の採卵前に不妊治療クリニックで勧められたサプリメントとそれぞれの効果についてまとめました。
望む方のところに元気でかわいい赤ちゃんがやってくることを心から祈っています。
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